ランニング用マスク 作り方 あまり息苦しくありません (2/2)
「新しい生活様式」では、外出時はマスク着用が必要です。もちろん、ランニング時も着用するのですが、マスクの厚さに加え、吸気のたびに鼻や口に密着するので、息苦しくなってしまいます。
そこで、ランニング時でも呼吸が楽で、簡単に洗うことができる、立体マスクを自作しました。
前編からの続きです。
前編で、骨組みが完成しました。
次に、マスクの布部分を作ります。
寸法はこんな感じです。普通のマスクと比べてみましたので、イメージしてください。大きめに作って、試着しながら形を整えてください。耳に掛ける輪になる部分は、小さめに切り抜いて、調整しながら大きくするほうが、データが集まって、良いものができるでしょう。
マスクの上下の四角の部分は、骨組みと布をつなぐための、面ファスナーを接着する部分です。
白い布でも、作ってみます。切り抜くと、こんな感じです。
骨組みと、布に、面ファスナーを取り付けます。
この構造にすることにより、布部分を簡単に洗濯することができます。自分にフィットする骨組みが一つあれば、布を取り換えるだけでOKです。
布部分の洗濯がしやすいよう、布には面ファスナーの柔らかいほうを取り付けます。
布部分には、合成ゴム系の接着剤を使用して取り付けました。
骨組み部分は、ビニールテープを貼ってしまったので、合成ゴム系の接着剤は使用できません。そこで、ステープラーで取り付けました。すぐに取れてしまうようなことは、なさそうです。見かけが不細工なので、スーパーXなどの塩化ビニールに対応している接着剤を使用するなど、工夫が必要な、要検討課題です。面ファスナーではない取付方法を考える必要もあるでしょう。
ここまでで、工作は終わりました。
布と骨組みを取り付けると、こんな感じです。施策のため、薄い布地を使用したので、骨組みの状態が見えています。
着用すると、こんな感じ。
布が大きめなので、見た目のフィット感をよくするためには、布の大きさの調整や、折込が必要です。実際は、口と鼻の周りは骨組みで囲まれているので、周囲に隙間が空いているように見えていても、息はほとんど漏ることはありません。
着ているのは、2014東京マラソンのTシャツです。
いろいろ試して、とりあえず最終版としたのが、この、黒のマスクです。
飛散防止効果を向上させるため、厚手の布を使用しています。
骨組みをしっかりと覆える大きさを確保するよう、注意してください。適当に作ると失敗します(失敗しました)。
バサッと、着用したところ。ちょっと、ルーズな感じです。
耳掛けの部分をくるっと巻いて、細くして、少しひらひらしているところを軽く織り込むと、こんな見かけになります。これなら、まあ、良しとします。
このあと、人通りのない田んぼの道を、1時間ほど走りました。マスクなので、布による吸排気抵抗は当然ありましたが、布が鼻・口に貼りつくことによる息苦しさは感じません。骨組みがちょっとだけ違和感があり、マスクを取ると、顔に輪っかができていました。間もなく消えましたが…
マスクが顔に強く押し付けられないよう、耳掛けの輪の形状を工夫することが、快適性を左右します。
骨組みの、円形枠の大きさ(口と鼻を楽に覆う大きさ)、アーチの高さ(低いと鼻に当たる、高いと不格好になる)、布の大きさや材質など、作りこむとどんどん使いやすくなります。
ぜひ、お試しください。
ランニング用マスク 作り方 あまり息苦しくありません (1/2)
「新しい生活様式」では、外出時はマスク着用が必要です。もちろん、ランニング時も着用するのですが、マスクの厚さに加え、吸気のたびに鼻や口に密着するので、息苦しくなってしまいます。
そこで、ランニング時でも呼吸が楽で、簡単に洗うことができる、立体マスクを自作しました。
材料は次のとおりです。
◆ペットボトル(1リットルの円筒形を使用しました。1.5リットルのほうが作りやすいかもしれません)、ハサミ、ビニールテープ、接着剤、手芸用の色が消えるペン(布へのマーカー用。なくてもよい)、細字油性ペン、面ファスナー、定規、マスク用布、ステープラー
楽に息をするために、マスクが口と鼻に密着しないよう、立体構造とします。それが、ペットボトルで作ったアーチの骨組みです。完成すると、この状態。
この骨組みを、顔とマスクの間にいれて、マスクをドーム状にします。
この記事は、制作の考え方と、制作例をご紹介するものです。実際の寸法は、使用するランナーの顔の造作(鼻の高さ、口の大きさ、頬骨の張り具合、鼻から耳までの長さなど)と、使用するマスク素材の強度や通気性によって異なります。快適なマスク作りに成功する方法は、最初は試作品として、サイズなどを試しながら作って、結果的に使えなくなって失敗することです。これにより、データと経験が得られますので、2作目からは、何とか使用に耐えるものができるでしょう。材料は手近にあるもので、買っても安価です。製作時間もかからないので、気軽に、何回も試して、フィットするものを完成させてください。
◆作りかた
ペットボトルを、幅1cm程度に切る。はさみで切るほうが、カッターを使うより安全です。
とりあえず、4つのリングを切り出しました。
2つのリングを使って、口と鼻をゆったりと覆えるように、大きな枠を作ります。接合部分は、ステープラーで止めます。このリングの上に布をかぶせるので、ステープラーの針の先が引っ掛からないよう、針の先は枠の内側に出るようにします。
次に、この枠に、ドーム状のマスクの骨となる、アーチを作成します。先ほど切り出したリングを切って利用しますが、リングのカーブをひっくり返して取り付けます。ペットボトルを形成していたままのカーブの状態で取りつけると、口と鼻を覆う枠が縮む方向に引っ張られてしまいます。ここは、こだわりどころですが、結局のところいずれにしても、枠はゆがんでしまうので、お好みの向きで結構です。
クロスするように、2つ、取り付けます。
この取付も、ステープラーで行います。
円形だった枠が、四角形にゆがみました。でも、使用上は大した影響はありません。
このままだと、顔に当たる部分がいたいので、ビニールテープを貼ります。試着して、一枚ではまだ痛いのであれば、2枚、3枚と、重ねてみてください。
以上で、立体ドームを作る骨組みは完成です。
後編で、マスクの布部分を作ります。
どうぞ、ご覧ください。
後編の作業を行い、
できあがり、装着した様子です。
新型コロナウイルス感染防止対策 スプレーボトル 自作しました 作り方
消毒液はあるけれど、プッシュ式のスプレーボトルがないという状況です。
そこで、プッシュ式スプレーボトルを自作しました
材料は、100円ショップで揃います
今回使用した容器の材質は、PETです。アルコール系消毒液の容器としては、不適格という記事がありました。(PETボトルへのアルコールの影響にっいては、諸説あります) 塩素系には使えるという記事が、ネット上で多数見受けられます。今回は、作成方法の紹介ということで、ご覧ください。
材料は、プッシュボトルと、握り式の小型のスプレー容器です。内容物は有効活用してください
製作に際しての、考え方は簡単です
スプレー容器のノズルを、プッシュボトルの先端に移植するだけです
スプレー容器は、こんな具合になっています
レバー部分を取り外すと、ノズルが見えます
写真の方向があちこちですが、ご容赦ください
そして、ノズルを切断して、プッシュボトルの先端に入るように、加工します
カッターを使用してもよいのですが、削りすぎず、勢い余っての失敗を防ぐために、やすりで削ることにしました
加工の前後は、こんな具合です
写真の下が、加工後です
このノズルを、ボトルの先端に差し込みます
ノズルが取れないように、水漏れがないように、ボトルの先端に固定します
使い慣れた接着剤でよいでしょう
私は、ホットボンドを使用しました
色が不自然でなく、すぐに固定でき、失敗した場合は力技で取り外すことができます
作り方は簡単ですが、水でテストしたところ、ちゃんとスプレーできました
念押しですが、アルコール消毒液に適さない容器があるので、ご注意ください。シャンプーなどの容器の一部の材質は、ポリエチレンやポリプロピレンのようです。
費用はあまり掛かりませんので、試してみてください
4月1日 心も新たに 新しいマスク
以前のマスクは、19回洗いましたが、特段の劣化は、見受けられません。
唯一、生地が薄くなったように感じたので、飛沫遮断効果が低くなっているかもしれないので、廃棄しました。
新年度に際し、新しいマスクの使用開始です。
これは、何回、使って洗ってを繰り返すことができるでしょうか。
楽しみです。
下の写真は、個包装された、新品のマスクです。
このマスクについては、使用レポートは書きませんが、大事に使うつもりです。
マスク再利用 7回使用して 次は8回目
とうとう、8回目の使用です。生地が柔らかくなって、少し毛羽立ってきました。着用してみると、顔がムズムズします。マスクの様子。
そこで、当て布をして、低温でアイロンをかけました。すこし、改善された感じです。アイロンをかけたマスクの様子。
マスクについては、この辺で一旦休みます。機会があれば、また、報告します。
マスク再利用 7回使用して 次は8回目
とうとう、8回目の使用です。生地が柔らかくなって、少し毛羽立ってきました。着用してみると、顔がムズムズします。マスクの様子。
そこで、当て布をして、低温でアイロンをかけました。すこし、改善された感じです。アイロンをかけたマスクの様子。
マスクについては、この辺で一旦休みます。機会があれば、また、報告します。
朝が明るく 当たり前だけど
朝 午前5時を過ぎると、一分一秒毎に、明るくなるのがわかります。出掛けるときは、ヘッドランプ、前照灯、LED点滅反射ベストと、フル装備で全て点灯。帰ってくるころには、全て消灯です。
明るくなってきた空に、三日月が残っています。
市街地も、朝を迎えています。
季節の変化を、直に感じることができるのが、アウトドアスポーツの魅力です。